低温疲労試験
低温疲労試験とは
低温疲労試験では、電気油圧サーボ疲労試験機に設置従来の低温槽よりも短時間で目標の温度まで低温にする事が可能な自社開発試験槽を用いることで、結露もほとんど発生させず低温での疲労試験が可能です。最低温度-80°Cまで。
低温疲労試験機

低温疲労試験の適用分野
各種樹脂、FRP、金属材料 他
装置仕様
低温疲労試験機の主な仕様
※電気油圧サーボ疲労試験機に設置
ロードセル | 10kN、2kN |
試験槽 | 最低温度 -80°C |
ストローク | max ±10mm |
試験速度 | 1~10Hz ※試料の材質により変動します。 |
従来型低温槽との比較
項目 | 従来型低温槽 | 当社開発の冷却槽 |
---|---|---|
設備寸法 | W500×D2000×H1500 | W1000×D400×H500 |
冷却時間 | -70°Cまで約150分 | -70°Cまで約40分 |
結露 | 槽内外ともに大 | なし |
試験速度 | ~2Hz 温度依存性大 | ~10Hz 温度依存性小 |
試験片形状例

事例;ポリカーボネートのS-N曲線
