電子部品・機器の信頼性評価Reliability Evaluation of Electronic Components and Devices
電子部品や実装基板は、エレクトロニクス分野の中でも特に国内企業のシェアや技術力において高い競争力を持っています。PCやモバイル機器、カーエレクトロニクス、データセンターなどが主な市場ですが、特に車載用は不具合が人命に直結することから安全面への要求レベルは特に高くなっています。
-
- 過酷な環境の模擬試験
- 当社では、過酷な使用環境を模擬した耐久性試験や加速寿命試験のための温湿度サイクル試験設備、熱衝撃試験設備、ガス腐食試験設備、塩水噴霧複合サイクル試験設備、耐候性試験設備などを数多く保有しています。また、電気特性が要求される機能部品ですので、試験中あるいは試験前後の電気特性の測定、電流ストレスを与える通電試験にも対応しています。
- 環境負荷試験 ガス腐食試験 塩水噴霧試験 サンシャインウェザーメーター
-
- 次世代電子材料の物性評価
- 電子材料である樹脂やセラミックス等の熱物性や機械物性、電気特性（電気抵抗率、誘電率など）など材料の物性測定の多くの項目に対応しています。5G通信や今後開発が進む6G通信では数百MHz以上の高周波数の帯域が用いられるため、部品だけでなく基板材料にも高周波数帯域での誘電率が重要となります。カーボンニュートラル社会の実現のためには発熱によるエネルギー損失の低減も重要となり、熱伝導率や比熱等の熱物性測定もこれまで以上に重要となります。
- 各種電気特性測定
