高温低サイクル疲労試験
高温低サイクル疲労試験とは
高温低サイクル疲労試験とは、高温環境下で塑性変形を与えるような大きな繰返しひずみ(応力)を作用させ、約10,000回以下の繰返し数で疲労特性を評価する試験です。
高温低サイクル疲労試験の適用分野
- 起動停止の温度変化により繰返し応力が発生する エンジン部材、改質器、SOFC、熱交換器、排気管 等
- 遠心力変化により繰返し応力が発生するタービン、コンプレッサ 等
- その他高温で繰返し荷重が作用する部材 等
装置仕様
試験機 | 電気油圧サーボ疲労試験機 |
容量 | 50kN、100kN、200kN |
温度 | max 1000°C |
制御方法 | ひずみ制御 三角波、台形波 |
加熱方法 | 電気炉、高周波加熱 |
高温低サイクル疲労試験の設定
加熱方法
制御方法
ヒステリシスループ
得られるデータ
複数条件の試験結果よりひずみ範囲と破損繰返し数の関係を求めます。