軸力・ねじり組合せ荷重下における疲労試験
軸力・ねじり組合せ疲労試験とは
軸力・ねじり組合せ疲労試験とは、通常の油圧サーボ疲労試験機にねじり機構が組み合わさった試験です。軸応力を保持したまま繰返しねじり疲労試験、または静的にねじり保持したまま繰返し応力試験やフレッチィング摩耗試験が可能です。
軸力・ねじり組合せ疲労試験機
軸力・ねじり組合せ荷重下における疲労試験の適用分野
鉄鋼材料、アルミ、複合材料、樹脂等
装置仕様
軸力 | 負荷容量 : ±100kN | ストローク : ±50mm |
---|---|---|
ねじり | トルク容量: ±1kN・m | ストローク : ±50mm |
試験片形状の例
ねじり疲労試験片(例)
軸力疲労試験片(例)
試験条件例
- 引張および圧縮一定応力下のねじり疲労試験(引張・圧縮保持+ねじり疲労試験,参考図D)
- ねじり一定応力下の引張圧縮疲労試験(ねじり保持+軸力疲労,参考図D)
- 複合材料の静的純ねじり試験および疲労試験
(引張・圧縮保持+静ねじりおよびねじり疲労,参考図B,D) - エンジン部品のオイル滴下環境下の微小回転摩耗試験(圧縮保持+ねじり疲労,参考図D)