配管詰まり診断 スケールチェッカー

配管詰まり診断(スケールチェッカー)とは

配管詰まり調査(スケールチェッカー)では管内の詰まり(錆こぶ、スラッジ、ダスト、粉体等)状況を放射線透過の原理を利用して調査いたします。

配管を開放して内部を確認することなく詰まり状況を定量的に調査することができます。また、詰まり状況を図化して出力できます。測定時間は管径や厚さ、内容物等により変化いたしますが、数分~数十分/箇所です。内容物の水位、堆積物量の変化が無ければ使用中の配管も調査が可能となります。

配管詰まり調査(スケールチェッカー)の適用分野

上下水道、冷暖房、温泉、プラント配管、ダクト、冷却用海水配管(貝の付着)、地熱発電、配管内スケール堆積・付着の調査、内容物のレベル確認

配管詰まり調査(スケールチェッカー)の原理

放射線が物体を透過する際の透過量は、物体の厚さと密度により決まります。下図のように配管を挟んで線源と検出器を上下(または左右)に移動させながら輪切り状に透過線量をパソコンに取り込み、データ処理して内部閉塞状況をパソコン画面に表示します。

装置仕様(スケールチェッカー)

適用範囲は管径、板厚、内容物の密度等により変化いたしますのでお問合せ下さい。

配管詰まり調査(スケールチェッカー)の事例

水道管の錆こぶ調査例

錆こぶにより閉塞した水道管の調査事例です。スケールチェッカーの測定結果と実際の閉塞状況がほぼ一致していることが確認できます。


水道管の錆こぶ(スケール)付着状況

透過線量測定グラフ

スケール付着状況の推定(断面表示)

参考技術資料

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