鋼管柱(パンザマスト等)検査
鋼管柱(パンザーマスト等)検査とは
防災行政無線のスピーカー、照明、アンテナ、風向風速計、避雷針などで使用されているパンザマスト;鋼板組立柱の腐食状況を定量的に評価し、腐食段階に応じた補修対策をご提案いたします。
パンザーマスト(鋼板組立柱)腐食状況調査の特徴
- 超音波厚さ測定装置を使用した鋼板の残存肉厚測定と電磁膜厚計を使用した残存亜鉛メッキ厚さ測定を実施し、腐食状況を測定値に基づき定量的に評価します。
パンザーマスト(鋼板組立柱)腐食状況調査の適用分野
- 同様に鋼材その他の金属の肉厚(板厚)の測定や塗装の厚さも測定できます。
パンザーマスト(鋼板組立柱)腐食状況調査の原理
- 超音波厚さ測定装置では、超音波パルスを測定対象の表面から入射し、裏面から反射して戻ってくるエコーを検出して、測定します。
- 電磁気法による電磁膜厚計では、磁気誘導法により磁性体上の非磁性被膜を測定し、渦電流法により導電性非磁性体上の非導電性被膜を測定します。パンザーマスト(鋼板組立柱)の亜鉛メッキ厚さは、磁気誘導法により測定します。
装置仕様
- 超音波厚さ測定装置:デジタル超音波探傷器、超音波プローブ
- 電磁膜厚計:電磁気法(磁気誘導法プローブ、渦電流法プローブ)


パンザーマスト(鋼板組立柱)腐食状況調査の事例
ご依頼者様は、都道府県、市町村、警察関連など各行政機関、公立学校、私立学校、自治会、協同組合、マンション管理組合、リゾート開発会社などです。パンザーマスト(鋼板組立柱)は、防災行政無線のスピーカー、照明、アンテナ、風向風速計、避雷針などの支柱として使用されています。

公的規格
超音波厚さ測定では、JIS Z 2355-1:2016「非破壊試験ー超音波厚さ測定ー第1部:測定方法」を参考としています。
参考技術資料
円形・角形鋼管柱、鋼製配管の肉厚測定や塗装厚さ測定のご依頼も承っております。