天井クレーン走行軌条点検( スマートレールスキャン)

天井クレーン走行軌条点検(スマートレールスキャン)とは

天井クレーン走行軌条点検(スマートレールスキャン)では、超音波探傷によって、天井クレーンの走行レール頭頂部の摩耗状態把握とレール柱部のき裂検出を同時に実行できます。軽量・小型の装置で、様々なレール形状に対応可能です。

装置の販売だけでなく、本装置を用いたレール点検作業も承ります。

天井クレーン走行軌条点検装置(スマートレールスキャン)


装置外観

天井クレーン走行軌条点検( スマートレールスキャン)の特徴

天井クレーン走行軌条点検( スマートレールスキャン)の原理

・超音波探触子をレール頭部表面に接触させ、頭部から超音波をレール内部に入射させます。入射した超音波は、レール底面で反射し、レール頭部表面まで到達し、検出されます。この検出された超音波信号を評価することにより、レール柱部のき裂検出や頭部摩耗状態表示を可能とします。

装置仕様

名称 Smart Rail scan(天井クレーン走行軌条点検装置)
本体 型式 S4-I
サイズ(mm) W330×D360×H1060
重量 8.9kg(PC装着時)
超音波探傷器 探触子 5MHz φ10mm、φ20mm
周波数帯域 0.54~18MHz
PRF 100Hz~20KHz
ゲイン 0~80dB(0.1dBステップ)
増幅直線性 ±3%以内
時間軸直線性 ±1%以内

天井クレーン走行軌条点検( スマートレールスキャン)の事例

レールの摩耗およびき裂探傷例


<レール断面図>

<可変式ロッド>

・探傷結果表示画面例

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