塩水噴霧試験、複合サイクル腐食試験

超大型/大型塩水噴霧・複合サイクル腐食試験とは

一般的な鋼板以外に、アルミニウム合金、銅合金といった各種金属材料や、それらを接合した異種金属接合継手など、幅広い材料種について、様々な腐食環境を想定した腐食促進試験に対応しています。また形状についても、板状試験片だけでなく、2023年導入の長辺2.3mの超大型試験槽での大型の実部材、実製品の試験の他、電池製品、電子部品など様々な形状の試料について対応いたします。
試験条件は、目的や規格に合わせて、塩水噴霧試験(SST:中性、酢酸酸性)、キャス試験などの連続噴霧試験、および噴霧・乾燥・湿潤・冷凍・浸漬を組み合わせた複合腐食サイクル試験(CCT)も実施しています。その他、経年変化の調査もご要望に応じてご提案いたします。

超大型/大型塩水噴霧・複合サイクル腐食試験機の外観

130-1
超大型/大型 CCT,SST

塩水噴霧試験、複合腐食サイクル試験の特徴

※国内最大級のVDA233-102対応設備導入予定
※リチウムイオン電池向けも対応予定

塩水噴霧試験、複合腐食サイクル試験の適用分野

1.超大型CCT試験機/大型SST試験機

超大型CCT試験機/大型SST試験機の特徴

超大型CCT試験機/大型SST試験機の装置仕様

槽内サイズ 2300mm×1500mm×1000mm(2023.9~) 2000mm×1000mm×1200mmなど
試験内容 塩水噴霧、湿潤、乾燥、冷凍を組み合わせたサイクルパターン
塩水噴霧 35°C
温度 室温~80°C
湿度 25%~100%
低温 -20°C~20°C
VDA233-102に対応いたします(2023.9~)

サンプル仕様


超大型/大型 CCT,SST

槽内の様子

2.大型CCT試験機

大型CCT試験機の特徴

大型CCT試験機の装置仕様

槽内サイズ 1200mm×800mm×1000mm (代表的なサイズ)
試験内容 塩水噴霧、湿潤、乾燥、冷凍、浸漬を組み合わせたサイクルパターン
塩水噴霧 35°C
温度 室温~80°C
湿度 25%~95%
低温 -20°C~20°C

サンプル仕様


大型CCT(浸漬サイクル可能)

3.小型サイズのCCT試験機

小型サイズのCCT試験機の特徴

小型サイズのCCT試験機の装置仕様

槽内サイズ 900mm×600mm×500mm (代表的なサイズ)
試験内容 塩水噴霧、湿潤、乾燥を組み合わせたサイクルパターン
塩水噴霧 35°C
温度 室温~70°C
湿度 25%~95%
低温 -20°C~20°C

サンプル仕様


CCT試験機

槽内の様子

SST,CCT試験後のサンプルの評価例

公的規格

参考技術資料

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