高温滴下試験
高温滴下試験とは
加熱した材料に塩水等の腐食溶液を滴下し、腐食挙動を観察する試験です。材料の表面温度を高温に保持し、液の急速な蒸発が生じるような環境を模擬することが可能です。
板状の試験片を加熱プレートに固定し、下から熱を加えます。表面が所定の温度に昇温した後、上部から任意の液量で滴下します。
高温滴下試験装置の概略図と試験例

高温滴下試験の適用分野
- 自動車
- 高温部材
- 各種センサ
装置仕様
- 温度:RT ~ 150°C
- 滴下間隔:任意
- 滴下液:任意(塩水等)
サンプル仕様
- 板状(W100mm×L150mm×T3mm程度)
- 2枚まで同時曝露可能