スーパーキセノンウェザーメーターによる促進耐候性試験
スーパーキセノンウェザーメーターによる促進耐候性試験とは
スーパーキセノンウェザーメーターによる促進耐候性試験の特徴
ランプとガラス製フィルターとの組み合わせによって300~400nmの範囲の紫外線の分光分布を太陽光に極めて近似させることが可能で、促進耐候性試験の主流となっています。
スーパーキセノンウェザーメーターによる促進耐候性試験の適用分野
- アルミニウム
- 塗料
- プラスチック
- ゴム
スーパーキセノンウェザーメーターによる促進耐候性試験方法
試料をサンプルホルダーに固定し回転させながら、キセノンランプを光源として照射するとともに、試験槽内の温湿度制御および降雨を模擬した定期的なシャワー条件を組み合わせることで、実環境に近い条件下で劣化促進試験を行います。
装置仕様
測定光源 | 水冷式7.5kW キセノンアークランプ |
放射照度 | 60~180W/m2 (300~400nm、デイライトフィルタ使用時) |
測定距離 | 光源中心から測定面まで290mmおよび324mm |
回転数 | 約1rpmおよび2rpm |
温度制御 | ブラックパネル温度 50~95±1°C(放射照度による) |
湿度 | 50~60±5%rh (ブラックパネル温度63°C、180W/m2) |
サンプル仕様
- ・平板(W70mm×L150mm)の場合、51枚まで試験可能
※試験片形状等はご相談ください
【装置の概略図】
公的規格
- JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
- JIS B 7754 キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験
- JIS H8685-1 アルミニウム及びアルミニウム合金の着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法-第1部:光堅ろう度試験
- JIS K 5600-7-7 塗膜一般試験方法ー第7部:塗膜の長期耐久性
ー第7節:促進耐候性及び促進耐光性(キセノンランプ法) - JIS K 7350-2 プラスチックー実験室光源による暴露試験方法
ー第2部:キセノンアークランプ - JIS K 6266 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-耐候性の求め方
参考技術資料
関連する技術
関連する分類
水腐食
大気環境
ガス腐食
水素環境
アンモニア腐食
耐候性
現地調査
微生物腐食