水道水の異物混入調査

「水質検査」から「水道水などの異物混入調査」までトータルでサービスをご提案します。
水道水においては、異物が出てくる原因は大きく分けて2つあります。
1)ご家庭の給湯器などの設備に由来するもの
2)水道配管や水道用器具に由来するもの

調査対象例

水道水の場合

  1. 1)金属類
    • 鉄サビ
    • 水道工事の切子
    • 給水装置のメッキ片
  2. 2)合成樹脂類
    • 配管接続に使用した接着剤
    • テープ
    • 配管更生工事に使用した内面塗料
  3. 3)ゴム類
    • 蛇口、給湯器に使用するゴム管の劣化によるはく離
    • ゴムパッキン片
  4. 4)赤水・青泥
    • メッキ鋼管、銅管等の老朽化によるサビ水

異物の検査手法例

  1. 異物が流出する蛇口の状態や外観および現場環境などを確認します。
    異物が無機物か有機物であるかを判断します。
  2. 無機物である場合は、電子顕微鏡(SEM)により微細な構造を確認するとともにX線マイクロアナライザー(EDX)で成分分析を行います。
  3. 有機物である場合は、顕微FT-IRによる赤外線吸収スペクトル測定で成分分析を行います。

浄水場における水質検査・家庭の蛇口からの異物混入調査に多くの実績があります。まずはご相談ください。

*注意
定性試験のため特定できない場合があります。また、微生物由来の異物等対応できない場合があります。同定確認はいたしかねますのでご了承ください。

異物混入調査の事例

水道水やその他の水まわりで多くの異物調査実績がありますが、事例紹介として冷却塔(循環水)に関係した異物調査事例をご紹介します。

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