自動車用表面処理鋼板の異種接合界面(めっき/母材)の観察

FTM-1606

1.はじめに

めっき/母材など異種材料の接合界面状態の把握は材料開発において大変重要であり、断面観察が様々な方法で行われています。 走査電子顕微鏡を用いて断面の形状観察や元素分析が可能です。
また当社では FIBとTEMを組み合わせ、 同一箇所の詳細観察、 電子回折を用いた結晶構造解析を行っています。 これらの分析によって接合のメカニズム、 腐食原因、 強度の発 現などの解明につながります。

SEM:走査電子顕微鏡法(Scanning Electron Microscope)の技術紹介はこちらから
FIB:集束イオンビーム加工 (Focused Ion Beam)の技術紹介はこちらから
TEM:透過電子顕微鏡法 (Transmission Electron Microscope)の技術紹介はこちらから

2.事例;自動車用表面処理鋼板の断面観察

自動車のフェンダー部分から切り出した鋼板の断面を観察した例。
めっき層、化成処理層、塗膜界面の成分、析出、偏析などの情報が得られます。

自動車のフェンダー部分から切り出した鋼板の断面を観察した例

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