自動形態ラマン分光分析装置による微小粒子分析

RSM-2202

1. 概要

光学顕微鏡観察+画像解析による乾式・湿式自動形態分析および、ラマン分光分析による構造解析を組み合わせた、微小粒子分析装置
微小粒子の形状・粒度分布測定、1粒子毎化学構造解析に利用可能

粒子径・粒度分布測定の技術紹介はこちらから
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図1 装置構成の概要
図1 装置構成の概要

2. 装置仕様、試料情報等

装置仕様、試料情報等

3. 測定事例

事例1;各種花粉の標準試料 [ITEA社(東京環境アレルギー研究所)]の分析

図3 取得した透過像の一例
図3 取得した透過像の一例

透過像から以下の特徴が得られる

  • ブタクサは棘状の突起物が周囲を覆っている
  • ヒノキは凹凸あり
  • スギは真円に近い形状
図4 形態分析結果(左図:粒径分布、右図:包絡度)

事例2;プラスチック素材の市販試薬の分析

(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC))

左:図5 各プラスチック素材のラマンスペクトル、右:図6 各プラスチック素材の粒径分布

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