パンザーマストの腐食調査
KK-0036
1.パンザーマスト腐食調査の特徴
- (1) 防災無線用柱等に使用されているパンザーマストの腐食状況を調査し、その劣化程度を分類します。
(2) 目視による外観観察、超音波厚さ測定による残存板厚の測定、電磁膜厚計による残存亜鉛メッキ厚の測定により、定量的に腐食の程度を分類します。
(3) パンザーマスト以外の形式の鋼管柱・ポールの調査も実施しています。
(4) 調査対象の設置環境を評価するために、各種センサーを設置して長期間暴露による調査を行うこともできます。

2.パンザーマスト腐食調査の手順
| 目視検査 | 1.パンザーマストの傾き、凹み、損傷調査 2.地際部の土砂堆積等の環境調査 3.堆積物の除去、コンクリート基礎で地際下が腐食していると想定される場合は、コンクリート部のはつり作業 4.錆発生、減肉状況を調査 |
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| 残存肉厚測定 | 腐食部を中心に超音波厚さ計にて残存板厚を測定します。 | |
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| 残存亜鉛メッキ厚さ測定 | 変色の激しい部分を中心に残存亜鉛メッキ厚さを測定します(電磁膜厚計)。 | |
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| 目視外観観察の結果、残存板厚測定の結果および、残存亜鉛メッキ量測定の結果から、判定基準に基づいて劣化程度を分類します。 | ||
