次世代シーケンサーによる微生物腐食調査
HRB-2001
1.概要
次世代シーケンサによる16S rRNA遺伝子の解析方法は、孔食部に存在する微量の細菌からでも、微生物種の同定及びその存在割合を明らかにすることが可能であり、微生物腐食の調査に非常に有効な方法の一つです。
2.装置仕様等
Ion GeneStudio S5 システム(サーモフィッシャー社製)
【 半導体チップによるシーケンシング 】
1. シーケンスのリード⻑は最大600塩基で、リード⻑200塩基を約2.5時間(最大10Gbを解読)で読み取る。 2. DNA鎖の伸⻑反応時に発生する水素イオンを電気的に検出。

3.分析の流れ

4.測定事例;SUS304の腐食原因調査

●微量に存在する細菌まで網羅的に同定でき、存在割合も算出可能
●テクニカルレポート;HRB-1901微生物腐食調査もぜひご参照ください
●試料サンプリング等についても、ご相談ください。