定盤型疲労試験機のご紹介

HNM-2105

1.概要

昨今の機械部品等のコスト削減に伴い、製品の余寿命管理が重要になってきています。そのため実体形状を有する溶接構造体あるいは機械部品そのものについて実体疲労試験のニーズが高まっています。当社では高荷重試験を担う200kN疲労試験機を始めとした実体疲労試験可能な定盤タイプの疲労試験機を4台保有しています。このレポートでは保有装置の紹介と実体疲労試験の測定事例について紹介します。

その他の疲労試験に関する技術紹介はこちらから

2.装置仕様等

当社で保有している定盤タイプの疲労試験機を表1に紹介します。様々な実体形状に応じた疲労試験をお客様のご要望に応じて提案可能です。

表1 単軸の疲労試験設備一覧

  インストロン 島津製作所 インストロン 島津製作所
要量 10kN 50kN 100kN 200kN
定盤 600×420mm 950×1000mm 1000×2000mm 1000×2000mm
ピストンストローク ±50mm ±25mm ±50mm ±50mm
試験空間(mm) 〜700mm 〜700mm 〜1400mm 〜1329mm
試験機外観 インストロン 10kN 島津製作所 50kN インストロン 100kN 島津製作所 200kN

3.測定事例

〇 クランクの曲げ疲労試験(イラストA)
〇 異形棒鋼の疲労試験
〇 フォークリフト爪の疲労試験
〇 CVTエレメントの疲労試験

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