塩分付着サイクル腐食試験 ~実環境模擬 耐食性評価試験~
AMM-2007
1.概要
耐食性評価試験において、通常の複合サイクル試験や塩水噴霧試験では実環境で起こる塩分付着を模擬することは難しい。
本レポートでは、実環境を模擬した塩分を付着させ、絶対湿度一定で乾湿を繰り返すことで、実際の暴露試験に近い条件での耐食性評価を行う塩分付着サイクル腐食試験をご紹介します。
塩分付着サイクル腐食試験(ISO 16539 B法、JIS G0594 D法)に関する技術紹介はこちらから
2.試験法による実環境との相関と促進率

3.炭素鋼の耐候性試験後外観

4.塩分付着サイクル腐食試験(7日間サイクル)の試験作業手順
●塩分付着→乾湿8回→洗浄→塩分付着→乾湿11回→洗浄
