鋼構造物(橋梁)のひずみ・振動測定
KK-0016
1.概要
橋梁、建築構造物、照明識柱などの鋼構造物の安全性を確保するためには、ひずみ、応力、振動を測定しておくことが必要となります。当社は現場での測定および解析を行っています。
2.応力・ひずみ測定
物体に外力が加わると応力とひずみを生じます。ひずみ(変形量)は電気抵抗ひずみゲージを測定個所に貼り付けて計測します。
応力(σ)とひずみ(ε)との間にはσ=Eεの関係が成立します(Eは弾性係数)ので、応力を知ることが出来ます。

3.測定対象
静ひずみ | ひずみの変化がない、または非常に緩慢な場合の測定方法です。 |
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動ひずみ | 振動や衝撃など対象が時間とともに 変化する場合の測定方法です。 |
周波数スペクトラム | 振動や衝撃を受けた時、 構造物がある特定の周波数で共振します。その時の固有振動数を測定します。 |
応力頻度 | 構造物が繰り返し応力を受けるとき、応力の分布と応力毎の繰り返し回数を測定します。 疲労強度、寿命予測の解析に有効です。 |
加速度測定 | 振動や衝撃を受けた時の加速度を測定します。 |
