材料の破損原因調査~見えないき裂から腐食まで~
FTM-2007
1.破損調査とは
・調査/分析を元に材料や製品に発生した問題の原因を究明します。
- 折損、開孔/き裂の発生
- 腐食、孔食
- 変色、劣化 …
- その他不具合調査一般
・破損原因調査の特徴
- 複合的な調査手法のご提案▷非破壊検査、EPMAマッピング等
- 多種材料に対応▷鋼、ステンレス鋼、非鉄金属等
- 豊富な実績▷大型構造物、航空機、溶接部の不具合調査、極細線の破断等
2.破損調査の概要


3.破面観察と他分析の例
・複合調査、分析全般ご相談ください。下記に複合調査の例を示します。

《 破面観察 》
破面のマクロ観察とSEMによるミクロ観察結果から破壊の起点と進展方向、破壊様式を推定する。

《EPMA分析》
特性X線の波長と強度から元素を分析する。広範囲のマッピング分析に有用。

《断面組織観察》
起点部近傍、破損部、腐食断面等を埋め込み研磨し、必要に応じエッチングして組織観察を行う。