黒鉛球状化率測定 <体験版ソフト有>

・新規格から旧規格までFCD・CV鋳鉄毎に最大4規格のデータ同時測定可能
・形状分類毎の色分けによる視覚的な判別が容易

黒鉛球状化率測定の対象鋳鉄および規格

JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品(FCD:ダクタイル鋳鉄)

JIS規格( JIS G 5502 )

JIS G 5505 ・ ISO16112 CV黒鉛鋳鉄品

JIS規格(JIS G 5505)

・2020 年版附属書JA  黒鉛粒子数を用いた鋳鉄品の黒鉛球状化率の評価
・2020 年版附属書B 黒鉛粒子の面積を用いた鋳鉄品の黒鉛球状化率の評価
・2013年版

国際規格(ISO16112)

・2017年版

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黒鉛球状化率測定のソフト機能

1.『自動操作』機能による連続測定

・「自動操作」機能により最大5視野分の測定を連続的に実行できます。
・弊社指定カメラによる撮影の場合は、撮影箇所を決定すると測定が即実行されます。画像ファイルの読み込みも同様に対応しております。

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2.フェライト面積率・パーライト面積率の同時測定

・撮影画像に対してフェライト組織またはパーライト組織で判別しやすい方の組織を選択、測定すると両方の面積率が得られます。

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3.規格-形状分類毎に測定粒子着色表示

・測定画像では、規格および形状分類に応じて粒子に着色表示、一目で粒子の形状分類が判断できます。
・別画面において、データと測定した黒鉛粒子が連動しており、黒鉛粒子の形態分類、黒鉛粒子の大きさ、RSF(丸み係数)等を一つ一つ確認できます。

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4.最大4規格の同時測定実現

・管理No単位で、FCD、CV規格を指定、紐づく測定規格を1規格から最大4規格まで選択、同時測定を実現しました。
・測定結果は、規格タブごとに粒子分類、球状化率などデータ表示、併せて測定画像も連動表示します。

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 5.測定結果データのEXCEL形式出力

・画像入りの測定結果レポートは、簡単な操作でEXCELファイルを自動作成できます。
・黒鉛球状化率とパーライト・フェライト面積率結果を1つの表にまとめた出力方法も追加、選択可能にしました。

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6.オプション機能 / 顕微鏡カメラシステム

■手元スイッチ(オプション機能)

・ライブ画像撮影中に手元スイッチのボタンを押下時、撮影実施、自動的に画像計測画面に遷移します。
・顕微鏡カメラシステム近傍に手元スイッチを配置すると、撮影・測定作業効率向上につながります。

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■顕微鏡カメラシステム

・ご予算・目的に応じた顕微鏡をご提案し、カメラからのライブ画像取り込みによる顕微鏡カメラシステム構築を承っております。
・ポータブルや小型顕微鏡システムの構築も可能です。作業現場に持ち運びでき、その場で黒鉛球状化率の測定結果を確認できます。
・既存の顕微鏡をお持ちの場合は、写真直筒または接眼レンズがある大半の顕微鏡に弊社選定のUSBカメラ接続が可能です。すでにお手持ちの顕微鏡等の機材がございましたらご相談ください。

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ソフトの仕様

項目

仕様

ファイリング方式

年区分および管理No.による階層方式

管理No.桁数

年区分4桁、管理No.10桁

保存管理No.数

無制限(パソコンの記憶装置容量に依存)

最大サンプル数

200サンプル / 管理No.

管理情報の内容

年区分、管理No.、測定サンプル数、測定者、測定日、タイトル

サンプルの条件

サンプル名(名称定義数10項目、総桁数120桁)、測定倍率、測定視野数5視野、対象外粒径(規格ごとに設定)、ミリ解像度(10種類設定可能)

測定項目

規格毎の形状分類個数または面積、黒鉛球状化率、粒数、平均粒径、黒鉛面積率、フェライト面積率、パーライト面積率

測定方法

[ダクタイル鋳鉄] JIS G 5502:2022 ISO法、JIS法、2001、1989(NIK法)
[CV鋳鉄] JIS G 5505:2020(面積法、粒子数法) 、2013、ISO16112:2017

測定視野数

1~5視野/サンプル

画像取り込み

USBカメラ、TWAIN機器、画像ファイル(主にBMP、JPEG)

動作環境

OS

Windows10Pro、11Pro.

CPU

Intel Core i5 以上 推奨

メモリ

8GB以上を推奨

HDD / SDD

256GB以上推奨

USBポート

2ポート以上の空きがあること。
弊社推奨カメラを使用する場合は、USB3.0規格のポートがあること。

Microsoft Office EXCEL2016以上
※外観・仕様・価格については、予告なしに変更する場合があります。

 

参考技術資料

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