鋼管柱(パンザマスト等)検査
腐食診断調査の特徴
- 防災無線用柱に使用されているパンザーマストの亜鉛メッキ鋼管柱について腐食状況を調査し、安全性を評価します。
- 目視検査、超音波厚さ計による残存肉厚測定、メッキ厚さ計による残存亜鉛メッキ量の測定により、定量的に腐食の程度を効率よく調査します。
- 科学的な評価基準により安全性を定量的に評価しますので、適切な補修や無駄のない更新計画をご提案します。
- パンザーマストの亜鉛メッキ鋼管柱について腐食状況を定量的なデータべースにできますので、維持管理を効率化できます。
腐食診断手順
- 目視検査
・鋼管柱の傾き、凹み、損傷調査
・地際部の土砂堆積等の環境調査
・(堆積物の除去)
・錆発生状況を調査します。
- 残存肉厚測定
腐食部を中心に超音波厚さ計にて残存肉厚を測定します。
- 残存亜鉛メッキ、 厚さ(量)の測定
変色の激しい部分を中心に残存亜鉛メッキ厚さを測定します。
- 測定結果の評価・判断・考察
目視検査、残存肉厚測定、残存亜鉛メッキ量測定の結果から、評価基準に基づいて評価します。
補修の要否、適切な補修方法や更新計画を提案します。