超音波自動探傷による接合界面の評価

概要

積層構造の平板やパイプに対して、接合面の微少な欠陥を検出し、その大きさ、形状、位置を平面図として出力します。

検出原理

水槽中にセットした接合試験片(平板、パイプ等)の接合界面に細く絞った高周波の超音波ビーム(1~100MHz)を、X軸、Y軸に高速でスキャン(最小10μm)させて、界面の接合の状況を平面図(平面的な分布図)で鮮明にカラー映像化します。

  • 検出原理
  • 超音波自動探傷装置

    最大試験片寸法 平板:0.5~150mmtx 250mm

    パイプ・棒:φ1~150mm x 250mm 長さ

検出例

  • 鋼管・形鋼曲がり計
  • セラミックスと金属の接合面検査

    (2mmt x 17mm x 17mm)

  • CFRP積層板の落錘試験後の剥離検査

    (10mmt x 50mm x 50mm)

  • 調査例

応用例

  • 鉄鋼材料のろう付け面
  • チタン・ステンレスライニング接合面
  • 肉盛溶接の接合面
お気軽にお問合せください