テクニカルレポート

非破壊検査・計測分野事例

非破壊検査

■一般NDI

超音波探傷試験装置によって精度よく広範囲に、材料欠陥の測定,評価,解析が可能になりました。

水浸超音波探傷装置を用いて、内部きずの検出を行います。
人間の耳に聞こえない20kHz以上の音波を材料中に入射して、きずの位置や形状を推定します。
X線やガンマ線を試験体に照射し、透過した放射線をフィルムや検出器で検出して透過画像を得ます。
表面開口きず(PT)、や表面近傍にある磁性体のきず(MT)を検出します。
渦電流探傷により、材質推定、膜厚測定、きずの検出等を行います。
高所作業車を使用した高所での非破壊検査も可能です。
非破壊検査および消防設備の点検
平面部と凹曲面が混在する被検体の探傷も可能です。
アンカーボルト、駆動軸等埋め込みされた状態で検査が可能
溶接部や垂直探傷が困難な箇所の超音波探傷試験
超音波探傷におけるCFRPの超音波強度減衰と高周波成分の低下の特性
ひずみゲージとレーザー変位計による微小き裂検出技術のご紹介
高速で金属薄板のきずの探傷が可能な板波超音波探傷法

超音波探触子をリング状並べ、探触子の回転を不用にして、約1/2~1/3程度の設備費にした廉価版の探傷機

非破壊検査業務(PT、UT、MT、RT、ET)のご紹介

■オンサイト測定

疲労強度に関わる材料の残留応力を、X線回折法を用いて評価するX線残留応力測定装置をご紹介します。

SUMP(スンプ)法は試験片採取が不可能な装置・機器および大型部品の表面欠陥や表面組織、破損した破面などを観察する方法です。

供用中の機械部品や構造部に対するオンサイト残留応力分析サービスについて、装置原理から測定事例まで判りやすくご紹介します。

試験体を直接測定することで、短時間、簡易に成分分析を行うことができます。
試験室に持ち帰ることのできない材料を現地でPMI、硬さ、スンプ試験を行い、材質の推定、劣化原因の推定を行います。
加工や熱処理等により部材に生じている残留応力を測定します。
ポータブル型のX線残留応力測定装置で、残留応力の測定を行います。
SPICA法による内圧クリープ試験片の損傷と相関と実機での計測について
非破壊的観察法のレプリカ法(SUMP法)の手順と特徴
携帯型発光分光分析による浸炭深さの推定が可能です。

アルゴンガスを流してスパーク放電発光分析を行えるポータブル分析器

■特殊NDI

きずの高さ方向の寸法を精度良く測定することができます
連続的に並んだ探触子の振動子から超音波の送受信を行い、画像化することで視覚的にきず形状等を把握することができます。
ペンシル型の探触子を用いることで、表面に凹凸がある対象物の肉厚を測定できます。放射線の減衰を画像化することにより、配管内部の詰まり状況を推定します。
ファイバースコープにより、内部を観察します。12mまで対応しています。
ファイバースコープにより、人間の目の届かない箇所を観察します。12mまで対応しています。
非磁性の熱交換器冷却管の減肉状況を内挿渦電流探傷で調査します。
マイクロフォーカスX線CTによるセラミック多孔体の空隙の解析
平面表示の画像が得られるCスコープの超音波Cスキャン装置
ミラーが回転し超音波を円周方向に入射させてチューブの肉厚を測定する内面超音波探傷システム

■構造物のNDI

鋼製橋脚の亀裂を超音波探傷、磁気探傷で調査します。
歪ゲージを貼付し、動的にデータを収録して、頻度分布を作成します。
偏心、収束型の探触子を用いて、ボルトの亀裂を調査します。
あと施工アンカーの打ち込み深さを超音波探傷で実施いたします。
鋼管柱の基部、地下部は腐食しやすく、肉厚も薄いため、調査を行います。
パンザーマストポールの肉厚とめっき厚さを測定します。
コンクリートの劣化、内部の鉄筋の腐食状況等を調査します。
電磁波レーダー、電磁誘導法により、コンクリート内部の鉄筋の配筋状況を調査します。
電磁誘導法により、コンクリート内部の配筋状況を調査します。鉄筋径も推定できます。
反発硬度法により、コンクリートの圧縮強度を推定します。フェノールフタレインを噴霧し、中性化深さを調査します。コンクリート中の塩化物イオン含有量を測定して、塩害の調査を行います。
実構造物からコンクリートコアを採取し、圧縮強度試験を実施します。
反発硬度とコンクリートの圧縮強度の関係を利用し、非破壊的に圧縮強度を推定する手法です。
コンクリートにフェノールフタレインを噴霧すると、未中性化部が赤紫色に呈色することから、中性化深さを測定します。
コンクリート中の塩化物イオン含有量が増加すると、鉄筋が腐食しやすくなります。表面から内部に向かってのプロファイルを調査します。
アルカリシリカ反応による劣化を調査するため、実構造物から採取したコアの促進試験を実施します。
EPAMでコンクリート中の元素分布をマッピングします。中性化、塩害の調査に用います。
コンクリート用の超音波探傷器を用いて、厚さや空洞、鉄筋位置を推定します。
超音波の回折波を用い、ひび割れ先端の回折波を検出することでひび割れ深さを推定します。

コンクリートの劣化状況の分析・試験を行います。

■その他NDI

電磁膜厚計で膜厚の測定を行います。

計測測定

非接触・耐熱・高寿命の熱間寸法計測装置
ソーダ回収ボイラーの炉底管の肉厚を炉外から超音波で測定する測定装置
棒鋼なとの結束材の数量を画像処理で計測する員数計のご紹介
メガネレンズのディオプター、中心厚を測定し、レンズ袋に印字、度数をし分け収納する自動検査装置
微分干渉顕微鏡でウェーハのOSF密度、BMD密度、DZ層幅を自動検査測定します。

画像センシング技術応用したビールカートンの検査装置のご紹介。

特殊装置

自然電位法、分極抵抗法により、コンクリート中の鉄筋の腐食調査を行います。

強磁性体材料への交流磁場印加で発生する微小磁気ノイズ(BN)を使用して、研削焼け等材料表面の品質検査を行う装置の紹介

磁歪効果を用いて超音波を発生させ、ピンを振動させることにより、溶接止端部の形状改善、圧縮応力を付与することにより、疲労寿命の向上が期待できます。
磁歪効果を用いて超音波を発生させ、ピンを振動させることにより、溶接止端部の形状改善、圧縮応力を付与することにより、疲労寿命の向上が期待できます。
外部からの磁界(磁場)の印加により発生する電気ノイズを検出することで、材料の熱処理程度、残留応力等を推定します。

鋼構造物の疲労破壊の予防あるいは低減する超音波衝撃処理装置の概要とその処理のメリット

レーザー

フェムト秒レーザーによるガラス内部の局所構造改質の解説
半導体レーザーの特徴とその線状ビームを用いた加工技術の紹介
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