オンサイトX線応力測定

X線回折法を利用した残留応力測定法

材料は引張応力を加えた方向に伸び、これと直角方向は縮みます。

これにともない原子の配列している距離(格子間距離)が伸び縮みするので、この格子間距離の変化をX線回折法により測定します。

特徴

  • 非破壊
  • 測定領域が表面近傍(数μm)で局所的(2~5mm2)
  • 校正曲線が不要、などです。

技術資料

ポータブル型X線残留応力測定(現場測定)

ポータブル型のX線残留応力測定装置により、現場対象物について平面内の任意方向、あるいは電解研磨などにより表面を削りながら測定し、深さ方向など構造物の応力分布の測定も可能です。

H形鋼、鋼矢板、大径鋼管、レールなどの実構造物や、それらの溶接部とその近傍の応力分布など、現場対応にて残留応力の測定が可能です。

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