浸透探傷試験(PT)は表面きずを検出する試験です。PTは金属や非金属の表面開口きずの探傷に適用します。
試験体表面に浸透液を塗布すると、開口したきずに浸透していきます。
一定時間経過後に余剰な浸透液を除去し、その後現像液を塗布して、きずから浸透液を毛細管現象により吸い出させます。
この模様は実際のきずよりも拡大されていますので、目視観察でも精度高く検出できます。
浸透探傷試験の原理
浸透液の観察方法
染色法、蛍光法
浸透液の除去法
溶剤除去性、水洗性
現像法
速乾式法、湿式法、乾式法