鉄鋼材料をはじめ各種金属材料の靭性を評価する手法として、シャルピー試験片を用いた衝撃試験があります。
切欠きをいれた規格に規定された試験片を所定の温度に設定し、ハンマーで破壊させた際の吸収エネルギーを求めるとともに脆性破面率を計測し、金属材料の靭性(=ねばさ)を評価します。
弊社鹿島事業所では、JIS規格およびASTM規格に基づくハンマー形状を有する試験機を有しており、お客様の御要望にお応えできるようになっております。
表1.弊社事業所管理試験機一例
適用規格 | 試験機 |
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1.JIS規格対応 | 500J試験機(全自動) 500J試験機(手動) |
2.ASTM規格対応 | 500J試験機(手動) |
低温側
-196℃ 液体窒素温度まで可能ですが、冷媒の関係もあり特定温度範囲は実施できない場合があります。事前にご相談願います。
高温側
100℃まで実施可能です。それより高い温度の場合、ご相談願います。
試験機外観
試験片外観