硬さと損傷量との関係を示すマスターカーブにより損傷量を求める。
原則として、硬さ変化の顕著な溶接金属に適用します。
母材は硬さ変化が顕著でなく、またHAZは硬さが一様でないため適用しません。
組織対比法と同様に、硬さ測定法は原則として温度推定法と位置付けております。
硬さと温度、時間(既知)、応力(既知)、および成分(既知:不明の場合は、分析実施)の関係のマスターカーブから温度を推定します。
全寿命範囲に適用可能です。
25Cr-1Mo溶接金属硬さの経年変化:無応力下での時効
25Cr-1Mo溶接金属硬さの経年変化:応力、PWHTの影響
硬さ測定
自動荷重負荷方式超音波硬さ試験機
(クラウトクレーマー社製MIC2型)