圧縮試験

各種金属、非金属の変形能を調べるために行う圧縮試験は、試験片が規定の歪みおよび変位時の圧縮荷重値または圧縮試験の最大荷重とその時の変位を荷重-変位線図より読み取ります。試験片のわん曲になった部分の外側の割れ、疵、その他の欠陥の有無も調べます。鉄鋼材料に関わらず、非鉄金属、非金属についても冶具を作成し、試験対応いたします。

圧縮試験機一例

  • 用途

    供試材の圧縮、曲げ、3点曲げ、扁平、座屈試験

  • 最大秤量

    1000kN

  • ラムストローク

    500mm

  • 荷重レンジ

    1000, 500, 200, 100, 50, 20kN

  • 支柱間隔

    750mm

  • ラム上昇速度(無負荷時)

    最大70mm/min

  • クロスヘッドーラム間隔

    0~1250mm

圧縮試験

圧縮試験

自動摩擦圧接機

摩擦圧接は物体を摩擦することにより発生する熱エネルギーを有効に利用し、さらに高い圧力を加えて物体同士を接合する方法です。本機はブレーキ方式による摩擦圧接機で、摩擦圧接方法は以下のとおりです。

まず片側の材料を回転させ、一定圧力(摩擦圧接)で押し付け合うと、摩擦熱により接触面の温度が上昇し、高温層が形成されます。この後回転を急停止し、さらに高い圧力(アブセット圧力)を加え、そのまま一定時間保持させると、材料は高温・高圧のもとで固相接合が行われます。

  • 圧接対象品

    軟鋼丸棒、パイプ材(普通炭素鋼、低合金鋼)

  • 圧接能力

    軟鋼丸棒 φ20~φ60

    パイプ材 φ30×4.0t~φ114.3×6.0t

  • 最大取付

    主軸側 φ60×500L

  • 可能材料寸法

    クランプ側 φ114.3×2000L

自動摩擦圧接機

自動摩擦圧接機

  • 摩擦圧接作業工程

    摩擦圧接作業工程

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