微小疲労き裂検出技術
1.ひずみゲージ法
試験片に貼付したひずみゲージの出力データを統計処理し、微小な出力変化を捉え、き裂の発生を検知
特徴
- 表面き裂最少数10μmの微小き裂を検知
- 内部起点型き裂(フィッシュアイ)が表面に達する前に検知可能
- 油圧サーボ等、他の疲労試験機にも適用可能
2.レーザー変位計法
レーザー変位計を用い、疲労試験中の試験片のたわみの微小変化を連続計測し、き裂の発生や進展を観察
特徴
- ひずみゲージ法の適用が難しい回転曲げ疲労試験の微小き裂の検知が可能
- き裂進展状況を疲労試験中、リアルタイムに予想可能