ろう付

ろう付とは

被接合材よりも融点の低い「ろう材」を溶融させ、ぬれと毛管現象によって接合部すきまに浸透させ、ろう材を凝固させることで、ろう材に接着剤のような働きをさせて接合する方法。基本的に被接合材は溶融させない。ろう材の融点が450℃以上のものを「ろう付」といい、450℃未満のものは「はんだ付」という。

ろう付の利点

  • 溶接に比べて入熱量が少ないため、接合後の変形や残留応力が少ない。
  • 母材を溶融させないため、異材接合の際、脆い金属間化合物ができ難い。
  • ろう付

    ろう付

  • 溶接(比較)

    溶接(比較)

お気軽にお問合せください