サブマージアーク溶接

サブマージアーク溶接とは

被接合部にあらかじめ粒状のフラックスを散布し、その中に溶接ワイヤを連続的に供給して、フラックスに覆われた状態で母材-ワイヤ間にアークを発生させて溶接する方法。

サブマージアーク溶接の利点と欠点

【利点】

  1. 大電流の溶接で、溶融速度・溶込みが非常に大きい。
  2. 厚板の高能率溶接が可能。
  3. 溶接技量による品質のばらつきが少ない。
  4. スラグが溶融金属を覆うため、ビード形状が良好。

【欠点】

  1. 装置が大型で、複雑な構造物の溶接に適さない。
  2. 下向き溶接が中心。
  3. 溶接中の状況が見えないため、溶接中での品質判断が困難。
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