動物用抗菌剤の分析

概要

動物用抗菌剤は、家畜の医薬品として用いられる薬剤で、食肉などに残留基準があります。また、これらの薬剤は養殖魚への使用が禁止されていますが、輸入うなぎなどでしばしば検出されます。

日鉄テクノロジーでは畜水産物やその製品中の動物用抗菌剤を分析します。

分析方法

  • 食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)マラカイトグリーン試験法
  • 「食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法について」(平成17年1月24日付け食安発第0124001号厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知)エンロフロキサシン試験法
  • 定量下限値はいずれも0.01mg/kgです。

分析メニュー

  • キノロン系抗菌剤

    ・エンロフロキサシン+シプロフロキサシン

    ・キノロン系抗菌剤一斉分析

    分析成分 分析成分
    エンロフロキサシン ジフロキサシン
    シプロフロキサシン ジフロキサシン
    マルボフロキサシン ミロキサシン
    ノルフロキサシン オキソリニック酸
    オフロキサシン ナリジクス酸
    ダノフロキサシン フルメキン
    オルビフロキサシン ピロミド酸
  • マラカイトグリーン(魚製品のみ)

    分析成分 分析成分
    マラカイトグリーン ロイコマラカイトグリーン
  • その他の動物用医薬品の分析もお問い合わせください。

結果報告

  • 分析結果は10日以内に報告いたします。
  • お急ぎの場合は最短3日で対応いたしますのでご相談ください。
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