平成18年5月29日、食品衛生法の改正により、残留農薬等の基準値を新たに定めたポジティブリスト制が施行されました。本制度により農産物の安全管理の在り方が変わり始めています。さらに、昨今の食料品の安全性を脅かす事件から、消費者の食の安全に対する意識も変わり始めております。弊社では、国産・輸入を問わず、消費者のみなさまが安心して口にしていただけるものかどうかの判断を、先進の機器と分析ノウハウを用い、サポートさせていただいております。
無駄な成分を含まず必要な成分のみで分析が行える、オリジナル分析パックをおつくりします。
(400成分の中よりお選びいただけます)
お好み選択セット
弊社分析可能項目から、お好みの成分を指定していただき、無駄のない効率的な分析が可能となります。定期的なご依頼をお考えのお客さまに最適なプランです。
成分数も、お好みでご指定いただけます。
GC/MS一斉分析セット(最大300成分)
輸入農産物など、農薬の品種が特定しづらく、多品目を安価に分析したいお客さま向けのセットとなります。最大300成分までを一斉に分析が可能です。
GC/MS、LC/MS/MS一斉分析セット(最大350成分)
GC/MSではカバーできない成分も含めて最大350成分の一斉分析が可能となります。
個別分析
単成分ごとに分析を行います。 調べたい農薬成分が明確なお客さまには、セットで行うよりも早く安価に対応いたします。
1. 各種サンプル
2. 粉砕・均一化
3. 抽出分離
4. 濃縮
5. 試料調製
6. LC/MS/MS分析装置等
による測定
平成23年2月28日より、食品衛生法における米のカドミウムの成分規格値が改正されました。
従来規格値の「0.4ppm以上1ppm未満の米に関しては、工業用に利用」から、「玄米及び精米中に0.4mg/kg以下」となりました。
また、食品衛生法や国際食品規格(Codex規格)などで、カドミウム以外にもヒ素、総水銀、鉛についても基準値が設けられており、基準値の有無に関わらず食品中、製品中の重金属含有量に対し、関心が高まってきています。