配線間のイオンマイグレーション性評価試験
概要
実装基板の高密度化に伴い、配線の狭ピッチ化と絶縁層の薄膜化が進むため、耐イオンマイグレーションの評価はますます重要になっています。
図1 イオンマイグレーションの模式図
測定例
高温高湿環境でのin situ抵抗測定結果
図2において、試料タイプにより絶縁抵抗の経時変化に差が見られます。イオンマイグレーションは温湿度環境と直流バイアス電界によりCuなどの配線材料が酸化還元を繰り返し、導電パスを形成することにより発生します。
図2 イオンマイグレーション試験における抵抗値変