複合サイクル試験

日鉄テクノロジーでは、様々な腐食環境サイクルを模した腐食促進試験に対応しております。一般的な鋼板のみならず、アルミニウム合金、銅合金といった各種金属材料や、それらを接合した異種金属接合継手など、各種材料での実施が可能です。また、板状の試験片だけでなく大型の実部材ままでの試験につきましても対応致します。 塩水噴霧試験(中性、酢酸酸性)、キャス試験、複合サイクル試験はいずれもISO方式を採用しています。その他、浸漬試験等の腐食試験をはじめとする経年変化も、ご要望に応じてご提案いたします。

塩水噴霧試験(SST)

35~50℃に設定した試験槽に5%食塩水を噴霧し、試験片の耐食性や腐食性を評価し、対策に繋げるコンサルティングまで行っています。

小型から実機の大型までの試験サイズに対応した試験機がございます。

試験機例

  • 型式

    ST-20L-ISO型

  • 会社名

    スガ試験株式会社

  • 塩水噴霧試験

    35℃~50℃

    テスト可能枚数(70×150)210枚

塩水噴霧試験機

塩水噴霧試験機

キャス試験(CASS)

50℃に設定した試験槽に5%食塩水と0.0275%塩化第二銅(2水和物)の混合溶液を噴霧し、試験片の腐食性や耐食性を評価します。

試験機例

  • 型式

    CASSER-ISO3型

  • 会社名

    スガ試験株式会社

  • キャス試験

    テスト可能枚数(70×150)60枚

キャス試験機

キャス試験機

複合サイクル試験(CCT)

複合サイクル試験機CCT(Cyclic Corrosion Tester)は、大気腐食を促進して再現する試験装置です。

少量の試験に合わせ、小型複合サイクル腐食試験機を複数有しております。

塩水噴霧、乾燥、湿潤などの腐食サイクルをお客さまのニーズに合わせ自由に組み合わせることができます。

試験機例

  • 型式

    TQ-3型

  • 会社名

    板橋理化工業

  • 製造年月日

    2008年10月

  • テスト可能試験種

    ・塩水噴霧試験 35℃~50℃(±1℃)

    ・乾燥試験 RT+10℃~70℃(±1℃ ±5%)

    ・湿潤試験 50℃~70℃(±1℃ ±5%)

    ・低温試験 -30℃~20℃(±1℃)

    ・外気導入試験 約外気温度

    ・浸漬試験(WT+10℃)~50℃(±1℃)

    浸漬深さ MAX400mm

  • 各試験単独およびコンピューターによる各試験の組み合わせサイクルテスト可能枚数(70×150)135枚
複合サイクル試験機

複合サイクル試験機

複合サイクル試験の条件

  • ●JASO M609,610

    JASO M609,610
  • ●JIS K 5621

    JIS K 5621
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