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原子レベルの超高倍率で観察や成分情報を取得することができる球面収差補正透過電子顕微鏡(Cs-TEM)を用いて各種材料の微細構造や内部組織の解析などを行っています。Cs-TEMを用いることで従来技術では困難であったサブnmオーダー領域の詳細情報を得ることができるようになっています。
右図にNb添加鋼中析出物を原子レベルで観察したTEM観察事例を示します。左図の像では灰色斑点のFe原子と白色斑点のNb原子が明瞭に観察されており、右図の元素マッピングの結果からも白色斑点位置がNb原子であることが確認できました。Fe原子とNb原子が整合性をもって配列しているのが観察されることからこの析出物が母相のFeと特定の整合面をもつことがわかりました。
設備を長期に低コストで維持・管理するには、腐食による劣化寿命を適切に評価する必要があります。そのため実際に使用する環境に材料を暴露(国内では腐食環境の厳しい沖縄)したり、実環境を模擬した各種促進試験を行って対象品を評価します。
富津地区の研究試験事業所は、日本製鉄の中枢である技術開発本部(RE富津)と同じ敷地内に位置し、最先端の研究開発に携わり次世代を見据えた技術に触れられるのが魅力です。研究者と連携して研究開発支援を行っており、すぐ近くに研究者がいることで、研究の要望にも迅速に対応できます。職場の出したデータや試験結果で、次の研究開発方針が決まるため達成感を感じられます。たまに緊急対応などもありますが、職場で業務調整可能な部分も多く、ワークライフバランスの良い環境です。
日本製鉄の研究者や近隣地域の方々とともにサークル・同好会活動も盛んで、休日には各種スポーツ大会など、様々な課外活動が充実しています。また過去の事業所主催イベントでは、大忘年会やソフトボール大会を開催し、大いに盛り上がりました。日本製鉄技術開発本部主催でも、様々なイベント(e-クイズ&スポーツ大会、ボウリング大会、大縄跳び大会、駅伝大会など)が開催されています。
K.N. 2019年入社
K.S. 2020年入社
T.O. 2015年入社
K.O. 2017年入社
S.T. 2017年入社