Offices

事業拠点紹介

05 研究試験事業所/
知的財産事業部/
ビジネスソリューション事業部
富津地区(千葉県富津市)

日本製鉄グループの研究・開発支援を担う中核事業所として、日本製鉄の研究開発拠点である技術開発本部から依頼される様々な試験・分析・評価業務を通して、「鉄への貢献」 に邁進しています。技術開発本部との一体運営のもと、「安全・品質・技術」を業務運営の3基軸とし、技術発表会やセミナー開催、JK活動、共同研究や社外留学など、様々な活動を展開。また、研究開発支援を通じて培った高度な技術と最新鋭の設備で、お客様にソリューションを提供し、幅広く社会に貢献することを目指しています。約500名が在籍、20〜30代が半数以上を占めており、女性が活躍できる職場を目指しています。

事業分野

研究試験 事業分野

  • 1

    解析・分析ソリューション

  • 2

    材料環境・特性評価

  • 3

    プロセス・マテリアル・
    CAEソリューション

  • 4

    テクニカルサービス

知的財産 事業分野

  • 1

    知的財産戦略推進支援

  • 2

    カーボンニュートラル鉄鋼
    生産プロセス開発支援

  • 3

    特許出願支援

ビジネスソリューション 事業分野

  • 1

    図書館運営

  • 2

    翻訳サービス等

事業トピックス

部署紹介:物理解析部

原子レベルの超高倍率で観察や成分情報を取得することができる球面収差補正透過電子顕微鏡(Cs-TEM)を用いて各種材料の微細構造や内部組織の解析などを行っています。Cs-TEMを用いることで従来技術では困難であったサブnmオーダー領域の詳細情報を得ることができるようになっています。

右図にNb添加鋼中析出物を原子レベルで観察したTEM観察事例を示します。左図の像では灰色斑点のFe原子と白色斑点のNb原子が明瞭に観察されており、右図の元素マッピングの結果からも白色斑点位置がNb原子であることが確認できました。Fe原子とNb原子が整合性をもって配列しているのが観察されることからこの析出物が母相のFeと特定の整合面をもつことがわかりました。

部署紹介:材料環境評価部

設備を長期に低コストで維持・管理するには、腐食による劣化寿命を適切に評価する必要があります。そのため実際に使用する環境に材料を暴露(国内では腐食環境の厳しい沖縄)したり、実環境を模擬した各種促進試験を行って対象品を評価します。

部署紹介:材料特性評価部

  • 【デジタル画像相関法によるひずみ分布測定】
    製品の形状を設計する際に、その製品が形状によってどのような変形特性を持つことになるのか、設計者にとっては重要な情報です。変形しやすい箇所の材質を変えたり形状を変更することで、設計者は自分の意図した仕様を製品に持たせることができます。
  • 【破壊疲労特性調査】
    材料・部材などの”破壊”する現象、特性を評価する業務です。取り扱う試験体のサイズはmm~mまで多彩、通常では体験できない大型の試験機使って、チームを組んで一丸となって試験完遂に取組むこともあります。材料、破壊などの高い専門知識が身につき、試験マネージメント能力なども鍛えられます。多様な形状を試験するため、治具設計も行います。総意工夫した試験が無事完了したとき、得られる達成感は格別です。
  • 【落錘試験】
    落錘試験とは評価対象物(試験体)の上に重量物(錘体)を衝突させ、その時の荷重、変位、破壊形態などを調査する試験です。主に自動車用部材の衝突安全性評価・開発に用いられています。日本製鉄所有の落錘試験機は国内最大です。
  • 【破壊靭性試験】
    カップ麺のスープの袋に切れ目が入っていたり、割箸に切込みが入っていたりすると(比較的)楽に切れたり割れたりします。金属材料でも同様でき裂(例:疲労き裂、溶接欠陥)が存在している場合、設計より低い応力で破壊することがあり、「欠陥を有している場合の、破壊に対する抵抗値」を求める際に破壊靱性試験が行われます。造船、海洋構造物、エネルギー関連での評価が多く、文献調査を含め様々な知識、現象に関わることができますが、いまだにマジックカットは切れないときは切れません。

部署紹介:テクニカルサービスセンター

富津地区の研究試験事業所は、日本製鉄の中枢である技術開発本部(RE富津)と同じ敷地内に位置し、最先端の研究開発に携わり次世代を見据えた技術に触れられるのが魅力です。研究者と連携して研究開発支援を行っており、すぐ近くに研究者がいることで、研究の要望にも迅速に対応できます。職場の出したデータや試験結果で、次の研究開発方針が決まるため達成感を感じられます。たまに緊急対応などもありますが、職場で業務調整可能な部分も多く、ワークライフバランスの良い環境です。

サークル・同好会活動が充実

日本製鉄の研究者や近隣地域の方々とともにサークル・同好会活動も盛んで、休日には各種スポーツ大会など、様々な課外活動が充実しています。また過去の事業所主催イベントでは、大忘年会やソフトボール大会を開催し、大いに盛り上がりました。日本製鉄技術開発本部主催でも、様々なイベント(e-クイズ&スポーツ大会、ボウリング大会、大縄跳び大会、駅伝大会など)が開催されています。

社員コメント 01

自分に合った働き方ができる会社です。一緒に働くのを楽しみにしています!

K.N. 2019年入社

社員コメント 02

人を大切にする働きやすい会社です!

K.S. 2020年入社

社員コメント 03

産休育休フレックスなど、仕事と子育ての両立を支えてくれる会社です!

T.O. 2015年入社
K.O. 2017年入社

社員コメント 04

チャレンジングなことに取り組める面白い職場です!

S.T. 2017年入社