当社は2013年4月、日本製鉄グループの試験分析機能を担う中核企業として、日鐵テクノリサーチをはじめ日本製鉄グループ会社5社と、住友金属テクノロジーが統合し発足した国内最大規模の試験分析会社です。日本製鉄への「製鉄支援事業」をベースに、「材料・解析事業」「環境ソリューション事業」「検査・エンジニアリング事業」といった事業を幅広く展開しています。
『社員を大切にし、第一級の技術力を基盤に、お客様の技術課題にソリューションを提供することで、社会の安心・安全に貢献する』という目標を掲げ、全社員一丸となって邁進しています。
当社の事業を支えるのは、様々な技術課題に対するコンサルティングや最先端の研究開発の支援など、あらゆるニーズに応える技術力。だからこそ、そうした技術力を持つ人材を育てることに大きな力を注いでいます。新入社員研修や新入社員フォローアップ研修、階層別研修などの計画的なOff-JTはもちろん、OJTでは高度な技術知識と豊富なノウハウを持つ熟練の技術者からの技術と技能の継承にも注力。
また、社員の職務予定、必要な知識や資格、受講すべき研修などを、数年単位で見える化し、毎年上司と共有し修正しながら成長していくことができます。
当社は、日本製鉄が掲げた「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」に技術貢献しています。プロセス変更や技術・製品開発には必ず「評価」が必要です。当社は、開発支援、評価技術確立、材料評価で貢献しています。
当社が今後注力していく事業は、電気自動車向けの全固体電池の開発支援や、脱炭素化で代替え燃料と期待されているアンモニアに対する金属材料の腐食評価などです。これらの技術開発や設備導入を積極的に進め、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。
これからも当社は、品質・技術・コスト・生産性・納期などのすべてにおいて常に向上・改善を推進し、世界最高レベルの試験分析会社を目指します。