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知的財産事業部

攻めるために知財/
守るために知財

当事業部ではお客様のニーズに応じて、競合他社の開発状況や特許の権利化状況に関する情報のご提供や、基礎・基盤研究や製品・プロセス開発の過程で生まれた発明の出願・権利化業務の支援等、様々な知的財産サービスをご提供しています。社内の知財・調査・分析の専門部隊が連携することにより、お客様の戦略策定から製品化、さらには権利活用までを一貫してサポートできるという強みを生かし、お客様の知的財産の「質」の向上に貢献しています。

  • 知的財産経営アドバイザリー

    経営陣/的財産部門へのコンサルティング 等

  • 知的財産研修

    経営層/管理層/研究者/技術者向け、テーマ別 等

  • 知的財産戦略推進支援

    新製品開発計画・開発テーマ設定等に関する先行技術調査・特許マップ調査等、他社特許のクリアランス調査、他社特許の定期的監視・評価、市場シェア拡大の為の自社特許権利行使支援、他社に対する権利行使(侵害訴訟支援)、他社特許の無害化調査 等

  • カーボンニュートラル鉄鋼生産プロセス開発支援

    国家プロジェクト

  • 特許出願支援

    発明相談、明細書作成アドバイス、年金納付の代行、権利活用の為の技術優位性・市場規模等の調査 等

お客様
  • 各企業の
    経営陣

  • 各企業の
    知的財産部門

  • 各企業の
    事業部門 等

仕事の醍醐味は?

知的財産調査部

研究開発者が創出した発明案を育て、
世界に通用する特許権を獲得。

研究開発者が創出した発明案
を育て、世界に通用する特許
権を獲得。

先行技術調査室 上席専門主幹  N.Y  2016年入社

日本製鉄の多様な最先端技術に触れ、その特許権の確保に貢献。

日本製鉄の技術開発本部にて研究開発職に約28年従事した後に、知財分野での活躍を目指し当社に入社しました。「先行技術調査室」における仕事とは、日本製鉄の重要特許候補案件について、特許庁の審査官と同じ立場に立ち、新しい発明であるかどうか(新規性)、または既存のものから容易に考え出すことができない発明かどうか(進歩性)という、新規性と進歩性の両観点から精緻な調査を行い、発明内容案の特許性についての判断結果を発明部門に提供する重要な業務です。

知財と鉄鋼の知識を日々吸収し、鉄鋼分野の知財専門家を目指す。

発明内容を良く理解した上で、関連する技術を効率的に検索し、適切な公知文献を抽出し、客観的かつ論理的に特許性を判断することが重要です。発明部門にとって、時には耳の痛い調査結果を報告する場合もありますが、有益な公知情報を提供でき、最終的に強力な特許権確保に貢献できた時には達成感を感じます。鉄鋼に関する最先端技術に日々触れることの多い仕事ですが、好奇心を常に忘れず誠実に緻密な調査を行う事を心掛けています。

知的財産調査部

特許情報の俯瞰的調査・分析を通じて
お客様の意思決定に貢献する。

特許情報の俯瞰的調査・分析
を通じてお客様の意思決定に
貢献する。

特許マップ調査室長  K.H  2015年入社

特許マップ調査を行う上で必要なこととは。

特許マップとは、世界中にある膨大な特許情報の中から、目的に応じてその一部の集合を切り取って整理したもので、新たな研究開発投資や技術導入の是非判断等に用いられます。このため特許マップ調査では、案件ごとに異なる背景や目的をまず正確に理解し、その目的に沿う調査仕様を設定・実行することが必要となります。新人の方には、チューターによるサポートも受けながら特許マップ調査に必要となる一連の業務をマスターして頂きます。

調査の担当者だからこそ見えることや感じることがある。

調査対象となる技術分野は多岐に亘るため、特許マップ調査を行う上では様々な技術に対してある程度詳しくなる必要があります。が、あくまでも私たちに求められていることは、調査対象技術を特許的視点で正確かつ客観的に捉えることだと思います。調査を行う中では、調査担当者だからこそ見えることや感じることがあります。これをいかに上手く噛み砕いて分かりやすく調査依頼者にフィードバックできるかが最も重要な点であり、私たちの一番の使命だと思っています。

東日本知的財産推進部 東京知的財産推進センター

東日本知的財産推進部
東京知的財産推進センター

鉄のように、強くてしなやかな
特許の取得を目指す。

東京第二室長  N.H  2015年入社

様々な技術・出願国の知財活動に
当事者として従事。

前職は特許事務所で国内外特許取得に関する業務に従事しておりました。発明がなされ、その特許が出願されるに至った経緯、また取得後の権利がどのように活かされるのかに興味を持ち、企業での知財活動に携わりたく、当社に入社いたしました。現在は主に日本製鉄の特許取得に関する業務を担当しております。担当する分野・出願国は幅広く、技術も日々進歩しているため、新しく学ぶことの多い毎日です。

日本製鉄の知財戦略に基づいた特許網の構築。

ただ単に特許が取得できればいいのではなく、出願された背景や目的を意識することにより、強く、活用できる特許の取得を志しています。また発明者には知財用語をわかりやすく伝え、対特許庁には発明の特徴を明確に説明できるように心掛けています。厳しい指摘をする審査官に自分なりのロジックでの反論が功を奏して特許査定を得られた際はやりがいを感じます。普段はオフィスでPCと向かい合って仕事をしていますが、たまに現場を見学できる機会もあるため、鉄の技術の素晴らしさ・奥深さを実感することができます。